当社は平成15年6月4日より鳶作業を主体に行う建設鳶として発足致しました。
平成7年9月1日に八戸工業として個人事業を設立し、八戸組(平成5年設立)と協力を重ねながら、プラント建設工事、鋼橋架設工事、改修足場工事、重量物搬入据付工事等、鳶作業の全般に関わり現在に至りました。
昨今は鋼橋架設工事、及びプラント足場工事を主軸に 営業を行って居ります
関連する工事から重量物搬入据付工、鳶鍛冶等の熟練工にも力を注ぎ、各多能工を必要とするお客様に支えられながら、邁進しております
古くから伝わる建設鳶職に於ける諸先輩方の技量、技術を享受し自ら磨きをかけることは大切なことだと思っています。
自らが技量上達に向けてやる気と根気に支えられ「仕事が人を成長させる」からです
10年を一区切りに使われる言葉で、「10年ひと昔」とありますが手持ちの道工具や機械もその都度改良されて、施工方法や作業員の安全措置も改善され続けています
ひとふた昔前、現場で良く見受けられた し乃差し でワイヤーを編む事でさえ、昨今ではあまり見ることがなくなりました。
そのような技量が必要では無くなったとはいえ、何事においても一つ一つの習得した経験が建設業の新技術、新工法にも必ず役に立つと思っています。
稀な経験ですが、幾日も段取を踏まえていて、いざ本番の作業中に用意されたワイヤーが長すぎてしまい、短く利用したいが、どうにもならない。
責任追及ができない諸事情が重なり、新たな道具を用意する時間もなく監督の了承を得て1インチ以上あるワイヤーを殺して処理しました。
ワイヤーを吊りフック等に結び付けることを鳶の業界用語では「ワイヤーを殺す」という言い方をします。
用意されていたワイヤーの長さが予定通りに使用できれば問題無かったことですが仕方ありませんでした。
もう20年以上前の話ですが稀な経験であったからこそ記憶に残っています。
「餅は餅屋」と言われますが、世にはどの稼業に於いても、経験の無い者には出来ない事が多々あります。
本当の安全作業であったかは別ですが、一つ一つの技量や経験が次世代への「安全な作業」に繋がることであると信じ、これからも一歩一歩自らに磨きをかけて皆様の信頼を欠くことの無い様、社会に努めて行きたいと思います
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