プラント足場
「本棚足場及び枠足場」
単管パイプによる本棚足場は複層する大径配管や小径配管、電気設備、計測器等が接触しない様に、客先からの依頼に応じて組立解体を行います。
又、容易に吊り足場・張り出し足場への連結が出来るのでプラントでの施工需要は多く、専門職として安全作業を要求されます。
プラント内でも枠足場を仮設することがあります
一般的に枠足場の30m〜50m高所足場組立は地組したブロックごとのクレーン楊重施工が殆どですがプラント内における円形タンク等の外周足場に於いては、クレーン設置場所等の有無からクレーンが利用できない場合、人力運搬及びホイストでの楊重で仮設することもあります。
橋梁足場
「単管吊足場」
橋梁の新設工事に於いて単管パイプでの足場組立は親御パイプをチェーンで吊り、ころ棒を900mmピッチで固結する施工方法が標準です。工事現場の交通災害や第三者災害発生皆無の為、ネット張り、コンパネ板にての養生も必須作業です
「SK足場」
橋梁ではSK足場利用によるメンテナンス・改修工事(塗装・電気等)が多くなってきています。
新設橋梁工事も同様に従来からの単管パイプによる吊り足場施工だけではなくSK足場による施工が多くなってきました
特に街路の新設橋梁架設工事に於いては落下物を防ぐ為の一時的な完全養生が追及されるので、鉄骨架設作業に並行してSK足場施工を行うこともあります。
「ワイヤーブリッジ」
ワイヤー展張後、番線にてころ棒をを900mmピッチで固結しながら腹起しパイプで井形骨組を完成します。
ネット展張後、足場板敷設にてワイヤーブリッジが完成します。
新桁架設後は桁から親御のワイヤーを引き上げて吊り足場が完成(右写真)になります
特殊建築物足場
「ジブクレーン足場」
120tクレーン2機にて相吊り仮設を行うという稀な施工方法で仮設を行いました。地上70mのジブトップ先端足場は160tクレーン孫ブームに高所作業用バケット(アタッチメント)を装備して足場を仮設しました。
「ジェットコースター足場」
本棚足場・吊り足場・張り出し足場にて塗装用足場を仮設しました。クレーンを利用できない箇所は全ての材料を人力で運搬することもあります。